2010年02月22日

【いきいき】大阪女性文芸協会代表 尾川裕子さん(産経新聞)

 ■書く喜びを分かち合い

 直木賞・芥川賞から自治体が主催するものまで、全国に文学賞は数多い。中でも珍しいのが、女性だけを対象にした「大阪女性文芸賞」。男性中心に運営されてきた既存の文学賞に対し、「女性のための文学賞を自分たちの手で作ってみよう」と昭和58年、文学を愛する女性たちが大阪で立ち上げた。

 先輩からのバトンを受けて、賞を主催する大阪女性文芸協会の代表を務めて10年。毎年、400編近い応募作品を事務局メンバーとともに下読みし、スポンサー探しにも奔走する。「継続するのは本当に大変。でも、女性である私たちだからこそ理解できる場所でもあるから」と、全国から届いた原稿の山に向かう。

                   ◇

 文学少女だった子供時代、「読む」から「書く」楽しみを知るようになったのは、意外にも漫画がきっかけだった。少女漫画が大好きだった友人が上手に漫画を描くのを見て、まねしようとしたが「私の絵は、止まっているんです」。ただ、ストーリーは次々とわき上がってきた。友人のように上手な絵は描けないけれど縦書きの文章ならできる、と確信した。

 書く楽しさを覚え、中学進学以降も次々と物語を書いた。映画「風と共に去りぬ」を見た後は自分もM・ミッチェルの気分で、ノート3冊をつぶして長編小説を執筆。眉村卓さんのSF小説に触発され、SFを書いたこともある。作品を読んでくれた友人たちは「映画会社に持っていけば」と絶賛。「良い友達に恵まれましたね」

 しゃべるのも好きで、短大卒業後、ラジオのディスクジョッキーに応募したことがきっかけで、パーソナリティーとして活躍。ところがしゃべる方にエネルギーを注ぎ込んだあまり、「書こうという気持ちはうせてしまいました」。

 書く楽しみがよみがえったのは、結婚を機に夫の出身地である大阪に来てから。専業主婦で友達もいない。ありあまる時間をどうしようかと思ったときに、ふと「書きたい」と思った。同人誌に掲載された作品が注目を集めるようになり、30代で文学賞も受賞する。大阪女性文芸協会から誘いの声がかかったのも、そのころだ。かつての自分と同じく、書く喜びを見いだした女性たちが一歩を踏み出せるようにと、今度はそっと背中を押す側に回る。

                   ◇

 今や女性作家の活躍はめざましく、文学賞も次々と受賞している。女性限定という賞のあり方に疑問を投げかける人もいる。だが、若い女性作家に比べ、子育てなどを一段落してから書き始めた、遅咲きの女性作家をすくい上げる文学賞は多くない、と感じている。

 子育て、介護、愛の形−文学に託された女性たちの思い。「女性だからこそ抱えなくてはならない問題を、直球として、そのまま受け止めたい」

(岸本佳子)

                   ◇

【プロフィル】尾川裕子

 おがわ・ゆうこ 昭和29年、北海道函館市生まれ。56歳。札幌短大卒業後、フリーアナウンサーに。55年結婚を機に大阪へ。平成2年『積もる雪』で自由都市文学賞佳作、3年『星祭り』でらいらっく文学賞受賞。4年から大阪女性文芸協会理事、12年から代表。著書に短編集『星祭り』。

<訃報>宮内婦貴子さん76歳=脚本家(毎日新聞)
長岡宮跡で甲冑部品、歴代の皇族コレクション?(読売新聞)
国連の温暖化報告書、誤記や金銭問題浮上(読売新聞)
「法律違反なら厳正に対応を」 北教組問題で川端氏(産経新聞)
<公務員制度>次官〜部長「同格」に 政府方針(毎日新聞)
posted by テラオカ コウイチ at 12:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月21日

「尋問技術を磨いていれば…」谷垣総裁が反省(読売新聞)

 「与党の時は感じなかったが、野党になり、もう少し尋問技術を磨いてから国会に出ればよかったと感じている」

 自民党の谷垣総裁は18日、都内で開かれた日本弁護士政治連盟の会合で、自らの国会質問への“反省”の弁を口にした。

 谷垣氏は弁護士出身だが、弁護士登録の翌年、父の専一・元文相の死去に伴う衆院補選に出馬したため、実務経験はわずかしかない。

 財務相や国土交通相などを歴任し、閣僚としての安定した答弁には定評があった谷垣氏だが、野党党首として臨んだ予算委員会や17日の党首討論での質問には「迫力不足」との指摘が出ており、追及する側の難しさに思わずぼやきが出たようだ。

【1都4県週刊知事】東京 石原慎太郎知事 5万ドル値切りました(産経新聞)
国宝土偶展 入場者10万人を突破 2月21日まで開催(毎日新聞)
<無免許運転>高浜市議に2年を求刑 名古屋地裁支部初公判(毎日新聞)
アパート火災、男性2人死亡=女性1人軽傷−大阪(時事通信)
マッコリ輸入販売会社を起訴=法人税を脱税−東京地検(時事通信)
posted by テラオカ コウイチ at 20:38| Comment(11) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月20日

10年度報酬改定は「ビジョンなき政策」―全腎協・宮本会長(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会が2010年度診療報酬改定を答申したのを受けて、全国腎臓病協議会(全腎協)は「厚生労働省の医療政策が現状追随で、日本の医療はこうあるべきというビジョンなき政策であると言わざるを得ない」とする宮本高宏会長の談話を発表した。

 入院で行う慢性維持透析は現在、出来高評価になっているが、10年度診療報酬改定で包括評価に変更される。同時に、エリスロポエチンの使用量が減り、同じ効能で低価格のダルベポエチンへの切り替えが進んでいる現状を踏まえて、包括点数を引き下げる。

 これについて宮本会長は談話で、「われわれ腎臓病患者、とりわけ日常的に透析医療を必要とする患者にとって、透析治療にかかわる診療報酬は命綱ともいえ、治療の質を担保するもの」と指摘。今後、透析医療の質が担保されるか注視するとしている。
 その上で、政府および厚労省が「日本の医療をこうするのだというビジョン」を国民に示し、その実現に向けた歩みを10年度の改定から始めることを強く求めている。

 全腎協では、昨年8月に厚労省保険局医療課の佐藤敏信課長あてに要望書を提出し、10年度診療報酬改定で人工腎臓について、包括化を行わないことや、点数を引き下げないことなどを求めていた。


【関連記事】
【中医協】2010年度診療報酬改定を答申
2010年度診療報酬改定のポイント(3)
透析医療“受難の時代”(1) 高まるリスク、増える業務量…
診療報酬改定は「財務省主導」−答申受け日医
日薬が改定答申で見解

iTunes利用で不正請求トラブル相次ぐ(読売新聞)
桜の温暖化で「開花なし」も 開花予想、気象庁撤退でどうなる(産経新聞)
確定申告 かけ声むなし? 鳩山首相「税金払って」(毎日新聞)
「約束違反」批判の的 マニフェスト重荷? 財源不足…答弁あいまい(産経新聞)
【集う】東京都若者総合相談公開研修(1月22日、都庁)(産経新聞)
posted by テラオカ コウイチ at 10:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。